犬の「鼻紋」をAIが解析して個体識別、新型アプリがリリース
その他2022/06/28
S‘more(スモア)は、一頭ずつ異なる犬の鼻の紋様=鼻紋をAIで識別するNoseIDアプリβ版をリリースした。同社によれば、鼻紋認証技術を活用した日本で初めてのサービスで、鼻をスマホでスキャンするだけで犬を特定、飼い主に連絡ができるようになる。
2011年東日本大震災ではペットがいなくなったという届け出が相次ぎ、飼い主の元に戻ることができたのはわずか12.2%。多くがそのまま行方不明になっている。また、毎年全国で約2万5000頭が飼い主不明の状態で愛護センター等で引き取られている。マイクロチップの装着を義務付ける改正動物愛護管理法が施工されたが、情報を読み取る機器があるのは保健所などに限られるため、もっと手軽に特定でき、戻ってくるまでの間、発見者が良心で薬を与えてくれるような温かいコミュニティをつくりたい、という思いから同社はアプリ開発をスタート。個体識別で情報を手軽に照会できる方法にたどり着いたという...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」