【僕と愛犬の癌闘病記 vol.10】“その日”は突然やってくる、悲しみと感謝が複雑に入り乱れる最後の感情
ペットと暮らす2021/07/19
日々弱っていくルナを見ていることで、自分の中である程度の覚悟はしていたつもりでしたが、その覚悟はとても甘いものであり、得も言われぬ感情が僕を満たすことになりました。
いつもと変わらぬ朝のルーティン、食べてもらう手間も愛おしく感じる
一緒に寝て、一緒に起きての日々を過ごす僕とルナ。寝起きボーッとしながらもルナの朝食を準備します。癌が発覚してからずっと気に入って食べている薬膳クッキーにカロリー飲料を混ぜたモノなのですが、出すと迷わず美味しそうに食べてくれます。たまに違うモノを出してみると匂いを嗅いでそっぽを向き「これ、違うでしょ?」と分かりやすく訴えてきて改めて準備することになるので、まずは毎朝この組み合わせとなっていました...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」