劣悪繁殖業者の撲滅へ…イングランドで「ルーシー法」が施行
動物関係法令&知識2020/08/31
4月6日、イングランドで子犬および子猫をペットショップやその他の動物取扱業者など、ブリーダー以外の「第三者」が販売することを禁止する法律が施行された。
この法律は、かつて繁殖犬だったキャバリエ・キングチャールズ・スパニエルの名前を取って、通称「ルーシー法」と呼ばれている。
「ルーシー」は劣悪な飼育環境下で何度も子犬を産まされ、てんかんの発作も患って5歳で繁殖犬を引退。保護された時は、お尻の毛が固まり、背骨は曲がり、被毛が所どころ抜けるなどひどい健康状態だったが、新しい飼い主のもとで治療を受け、幸せな時間を過ごしたそうだ...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」