犬の「混合ワクチン」は年に1回で大丈夫? vol.2…副作用のリスクと安全な接種
犬の飼い方2020/09/22
前回は、混合ワクチンのメリットと免疫持続期間(DOI)についてご紹介した。世界小動物獣医師会の「ワクチネーションガイドライングループ(VGG)」が発行しているガイドラインでは、混合ワクチン(コアワクチン)の効果は「最低3年」としている。
要するに、ジステンパーウイルス、アデノウイルス、パルボウイルス(2型)のワクチン接種は3年に一度で充分なのだ。ご紹介した通り、ワクチン接種、特にコアワクチンは死につながる病気の発症を防ぐという非常に大きなメリットがある。一方で、副反応(= 副作用)のリスクも否定できない。したがって、病気予防の効果を超えて必要以上に接種することは避けるべきではないだろうか...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」