【猫がなりやすい病気】猫免疫不全ウイルス感染症編…感染猫との接触を避けるために室内飼育を
猫の飼い方2020/11/06
猫免疫不全ウイルス感染症は別名猫エイズともいわれる。猫白血病ウイルスと似たウイルスで、レトロウイルス科レンチウイルス属の猫免疫不全ウイルスに感染することで発症する。
このウイルスは、リンパ球やマクロファージなどの白血球に感染する。ケンカなどによる咬傷伝播なので雄猫のほうがリスクが高く、特に口腔内に病変を有する猫からの感染が多い。また、外に出る猫の感染率は15~30%で、屋内のみの猫に比べると20倍の感染リスクがある。感染しても発症するのは一部なので、ウイルスを持っていても何の症状も出ないまま一生を終える猫もいる。また、人のエイズと同じで、無症状の期間があるため5歳以上の発症が多い...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」