ペット防災 第1回「同行避難」 

動物保護業界ニュース2019/03/14

 

 

私たちが暮らすこの国では毎年の様に大きな災害が起きています。 そして災害が起きる度にペットと暮らす人たちとそのペットたちは大きな混乱の中で苦しんでいます。

 

一般社団法人HUGは熊本地震で長期間に渡り被災者支援を行い、災害時の人とペットの同行避難の検証を行いました。

その経験に基づき全国で飼い主向け、自治体向けにペット防災セミナーを開催しています。

 

現在ペットを飼育している人たちは3世帯に1世帯あるとの調査結果もあり、災害時のペットの問題は即ち被災者全体との問題とも言えます。

今回シリーズで様々な角度から災害に備えたペット防災の必要性とその具体策についてお話します。 

 

同行避難

 

先ずは同行避難と云う言葉についてです。

同行避難とは災害時に飼い主とペットが一緒に避難行動を取る事です。 

 

災害時のペット同行避難は国が推奨しています。

その理由には動物愛護的観点も含まれていますが、基本としては飼い主自身の安全確保と放浪動物防止が大きな理由となっています。 

これは東日本の震災でペットを自宅に置いたまま避難した人たちが自宅にペットを迎えに行った際に二次被害に遭ったケースが起きた事、また災害時に迷子になったペットたちが繁殖してしまい、それが地域の生活環境悪化の要因ともなってしまったからです。 

 

また私たちがしっかりと認識しておかなければいけないのは同行避難とは「災害時に飼い主とペットが共に避難行動を取る」事であって、避難所の中に一緒に入れる事とは違うと云う事です。

熊本地震でも最初から避難所内へのペットの立ち入りを禁止していた自治体もありました。

 

 

国が同行避難を推奨しているから避難所でペットと一緒に暮らせるとは限りません。

飼い主として最初にやれる事は災害時のペット同行避難のルールを知る事です。

 

それは環境省のホームページに「人とペットの災害対策ガイドライン」として掲載されています。

只でさえ混乱する災害時、ルールを知らなければ困るのはペットだけではなく、飼い主自身です。

 

先ずは災害時のペット同行避難のルールを知る事から始めましょう。

 

一般社団法人HUG 代表理事 冨士岡 剛

 

参照:環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」

 

ペット防災 第2回「飼い主の備え1」

 


コラム提供:一般社団法人HUG


#ペット防災 #同行避難

 

 

 

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