【犬の病気】犬アトピー性皮膚炎編…遺伝が大きく関与、若齢発症が多い
犬の飼い方2021/01/30
遺伝的素因を背景とした慢性、掻痒性皮膚疾患である。その多くが環境アレルゲンに対するIgE抗体の増加を認めるとされている。発症に性差はなく、好発犬種は、テリア種、コッカースパニエルなど。遺伝的原因が関与するため、若齢発症が多く6ヶ月~3歳での発症が多い。生活環境が変化した症例では非典型的な年齢で発症することもある。
高齢での発症や中高齢からの症状の悪化や治療抵抗性が認められた場合は、食物アレルゲンの関与が確認されることが少なくない。犬アトピー性皮膚炎と食物アレルギーが併発していることは多いので、どちらが原因なのかの診断は難しい...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」