「殺処分ゼロ」に取り組む行政の姿勢 vol.2…動物福祉の向上のためか行政の宣伝ツールか
動物保護業界ニュース2021/03/11
前回は、国が定める「殺処分」の分類について紹介した。治る見込みの無い重い怪我・病気や激しい攻撃性による安楽死、ペットとして飼育可能な状態にも関わらず殺処分されたケース、および怪我・病気や衰弱などで手当ての甲斐なく死亡したもの、の3つである。この分類に関しては議論の余地もあると思われるが、現状ではこれら3つの理由で自治体の施設に収容された後に亡くなった動物は「殺処分」数に含まれるのが国の枠組みである...
記事提供:動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」